ゼニカルや食事の脂肪分をカットしてくれる医薬品です。有名なTV番組でも紹介されたほどです。しかし、いくら脂っこい食事にゼニカルを使ったとしても、それだけで確実に綺麗に痩せられると思ったら大間違いでしょう。痩せる上での注意点や話題の糖質制限ダイエットなどについても説明していきたいと思います。

糖質制限ダイエットの成功を高める方法

糖質制限ダイエットは、元々は糖尿病の予防と改善を目的として考案された食事療法で、摂取する糖質量を制限するという内容です。
カロリーダイエットよりも効率的に体重を減らせるということから現在では最もスタンダードなダイエットの方法として定着しています。

ちなみに、糖質量とは言い換えると淡水化物の摂取量ということで、ご飯やパン、パスタなどの主食として用いているものや、果物やお菓子などの砂糖を含んでいる食品が制限する対象となります。
目標とする1日当たりの糖質量は糖質制限ダイエットの種類により異なりますが、現在の主流として用いられている方法の場合は1食当たり50~60g、1日当たり70~100gを目安としています。
なお、お茶碗1杯のご飯の糖質量は約55gなので、1日に2杯食べるとオーバーするということになります。
このようなことを聞くと糖質制限ダイエットは過酷で難しいと考えてしまうかもしれませんが、炭水化物を含んでいない食べ物であればいくら食べても大丈夫であり、カロリーダイエットのように空腹感に苦しむという心配もありません。

具体的には、肉や魚・大豆製品・卵・海藻・キノコ類であればかなりたっぷりと食べても大丈夫です。
さらに、ウイスキーや焼酎、ウォッカなどの蒸留酒には糖質は含まれていないので、これらを飲みながら糖質制限ダイエットに取り組むということも可能です。

なお、糖質制限ダイエットに対して一部のメディアを中心に、かなり極端な形で紹介されるケースも少なくはありません。
例えば、主食やお菓子、果物以外であればどれだけ食べても構わないということから肉や魚、アルコール類の過剰摂取を進める一方で、野菜は全く食べなくても良いというような内容です。

このような食生活でも糖質量が制限されていれば体重は減少しますが、栄養バランスを著しく欠いている上に消化器官へ大きな負担がかかるので、健康を損ねてしまうことは間違いありません。
食物繊維や酵素、乳酸菌などの腸内環境を整える成分を豊富に含んでいる野菜や発酵食品などを上手に摂取することが、糖質制限ダイエットを健康的に無理なく成功させる秘訣です。

糖質制限はダイエット効果だけではなく皮膚炎にも良い

糖質制限ダイエットは既に登場してから10年以上の年月が経過しており、今や体重を減らすための食事療法としてすっかり定着しています。
また、体重を減らす以外にも様々なメリットを享受できるということから他の分野でも活用されています。
例えば、アトピー性皮膚炎やニキビ、しわなどの肌トラブルにも有効ということから、皮膚科でも取り入れられています。

ちなみに、糖質制限ダイエットが肌トラブルに効果的な理由は、アトピー性皮膚炎やニキビ、しわなどが発症する原因に糖が関与しているからです。
具体的には、摂取した糖質量が多すぎると血液中のグルコースが過剰になり、細胞組織のタンパク質と結合してしまい、体温で温められて糖化が起こるからです。

このようにグルコースが糖化すると、AGEsが出来て活性酸素が発生します。
この活性酸素は老化を促進する物質で、シミやしわを出来やすい状態にします。
さらに、細胞をむやみに攻撃するので炎症を起こしやすい状態になり、ニキビやアトピー性皮膚炎の呼び水となります。
つまり、糖質制限ダイエットを行うことにより根本的な原因な糖化を防止できるので、肌トラブルの改善に成功できるという結果に繋がります。

なお、糖質制限ダイエットの問題点として良くあげられるのが、脳の栄養源のグルコースを制限するので頭が働かなくなるということです。
しかし、現在では問題はないとされています。
これは、ケトン体という物資がグルコースの代わりに脳の栄養源として使用されるからです。
ちなみに、ケトン体とは、糖質制限ダイエットで糖質を制限した時に体内の皮下脂肪が分解されて肝臓で作られる物質のことで、代謝異常を補正するという作用を発揮します。